バフェット太郎さんの動画、やばすぎる
昨今の米国株等の下落を受けて、様々な予想をしているチャンネルがありますが、昨日のバフェット太郎さんの動画は私にとってはかなりショッキングなものでした。
バフェット太郎さんの主張はこういったものです。
- 米国の金利は60年周期であり、これから2040年に向けて長期の金利上昇局面かもしれない。
- その金利上昇を受けて、株価は上がりにくくなっている。長期にわたり低迷する可能性がある。
- 特に、ナスダックは高PER株を多く含むから打撃が大きい。
- 直近3か月でナスダックは35%程度の下落がありうる
- 今までのようにS&P500やナスダックを持っていればお金もとになれるなんていう時代はいつまでも続かない。
- 過去10年ブームになったものは、次の10年では低迷するアノマリーがあり、ナスダックがこうなってもおかしくない。
このシナリオは私にとっては非常に恐ろしいものです。
これが本当に実現してしまうと、長期にわたって株価が元に戻らない可能性があり、レバレッジ商品はその特性上さらに危険です。
一方で、ナスダック信者の言うことは違う
一方で、風丸さんやスピンさんのようなナスダック推しの方はバフェット太郎さんのことを否定しています。
投資の世界では結果が全てですから、いままでナスダックで高いパフォーマンスを上げていた方々が、バフェット太郎さんのパフォーマンスを見てショボいと思うのは当然ですし、ショボい人の主張を聴くことは間違っているということにも一理あります。
誰が正しいかなんて、結果論でしかないので現時点では誰にもわかりません。
問題は、他人の言葉でぶれてしまう自分自身
一番問題なのは、そういった他人の情報に揺さぶられてしまう自分自身です。
私の経験では、一貫した投資手法を続けることさえできれば、長期的に利益を出すのは難しくはありません。
ですが、多くの場合は途中であるときはAさんの主張に耳を傾け、ある時はBさんの主張に耳を傾け、都度投資スタイルを崩していきます。
そうすると、得られたはずの利益が得られなくなることがしばしばです。
ただ、これも机上の空論であり、自分の投資スタイルを維持するのは生半端なことではありません。
私場合、この程度の下落ですら、レバレッジETFや仮想通貨といった高リスクのものを中心に投資していることから、ピーク時からすでに4000万円近く溶かしています。全資産の2割です。
ここからさらに3000万円~4000万円程度の下落は覚悟しなくてはなりませんし、下手すると今までの投資の利益をすべて帳消しにするくらいまで下落するかもしれません。
その時に今行っている投資手法を維持できるか、相当メンタル的に厳しいのではないかと思っています。
その時、精神が耐えられるか。。。恐ろしいです。