昨晩もCWEBだだ下がりしましたね
昨晩ですが、またもやCWEB下がっています。
私が買い始めたのは確か52ドルくらいのときからだったと思いますが、ほぼずっと下がりっぱなしです。
たまに上がるのですが、また下がる。ずるずると下がり続けています。
イメージ的には、1日上がって3日下がるのを繰り返している感じです。もちろん、下がるペースのほうがずっと早い。
完全に戦略ミスです
CWEBを買ったのはレバレッジ戦略を実践するためだったのですが、それにしても、やはりこれは失敗と言わざるを得ません。
ある程度の下落は織り込んでいました。最大8割の下落も覚悟していたので、そういう意味ではまだ想定内とも言えます。
が、この先に展望がありません。もとに戻る道筋が見えない。
含み損がとんでもない金額に
CWEBでの含み損ですが、2021/9/24時点で800万円を超えています。といっても、最も下がったときはマイナス910万円なので、まだ最悪までは至っていません。しかし、これも時間の問題ではないかと思っています。
このままずるずると下がっていけば、いずれ15ドルに到達するでしょう。
こんな状態なのに、なぜやめないのか
正直、普通の考え方であれば、ここは潮時と捉えて撤退すべきときです。というより、もっと早く撤退すべきです。しかし、私はもう少しだけ粘ってみようと思っています。今後変わるかもしれませんが、今日(2021/9/25)時点でまだ撤退しない理由は下記のとおりです。
- 週足RSIが40以下であり、自分の中の売る基準の水準ではない
- 長い目で見ればまだ上昇する場面があるという期待を捨てていない
- まだ教訓を学び尽くしていない
- メンタルを鍛えるトレーニングと考えている
- ジャンプするにはしゃがむこともとても重要と考えている
正直、毎日のようにズルズルと下がっているのはかなり辛いです。そういう意味ではメンタルを鍛える機会にはなっています。ですが、ROIの向上を目的に投資でFIREしようとしているのに、これでは本末転倒という気もします。
が、それでも、まだ売ろうとは思えないのです。まだまだ学べるものはあります。
では、いつ売るのか
戦略として売ろうと思っているのは、下記の場合です。
- 週足のRSIが70を超えたとき
- 最高値を更新したとき
この考え方はレバレッジ投資戦略のとおりなのですが、この戦略のとおりに試したらどうなるんだろう、というのを試したいという思いをまだ持っています。
レバレッジ投資戦略の基本思想はインデックスなんだから、いずれ最高値を更新するというところにあります。ただ、今回のケースではそれが当てはまらないことも十分に考えられます。政治的な影響で、日本の失われた30年のように、過去の最高値を何十年も超えられないという可能性も考えられます。
それでも、週足RSIが70を超える場面は数年以内に必ずあると思っています。ただ、もしかしたら、それまでに5ドルまで下がって、週足RSIが70を超えたときに15ドルかもしれません。
もしそうなったら、そのときに売るのでしょう。それまで私の精神が耐えられるのか、それはわかりません。
とんでもなく高い授業料だが、それでも授業料には意味がある
私の場合、過去に何度も投資の失敗を経験してきました。それは損失として確定したり、機会損失であったり、いろいろなパターンがありますが、それでも失敗からは確実に学びを得ています。
その失敗を通じて、何が悪かったのか、自分の性格に向いている投資は何か、など、学習しながら投資を継続しています。投資は市場から退場さえしなければ、長期的には必ずリターンを得られるものと信じています。
幸い、レバレッジ投資戦略はサテライト戦略として実施していて、金額的には致命傷になるものではありません。CWEBには2000万円近くつぎ込んでいて、現時点(2021/9/25)は1100万円ほどになっていますが、仮にさらに半額になって、1500万円の含み損になったとしても、全体の資産からするとまだ耐えられるレベルです。
この授業料はとんでもなく高いものです。ですが、それでも将来的に何十年も同じ失敗をすることを防げるものだとしたら、それでも意味がある、そう思っています。
この失敗から学んだこと
現時点のCWEBの失敗から学んだこととしては、下記があります。
- レバレッジETF投資戦略では、最高値の50%になったら買い始めることにしているが、銘柄は何でも良いというわけではない。
- 株式市場が成熟していない市場の商品はとても危険
- 1つの国に集中する場合、その国がどのような政治体制にあるのかしっかり見定めないといけない。
- 独裁体制の国は非常に危険。国策一つで株価はどうとでもなる。
要は、中国だから駄目だった、とも言えます。これがSPXLやレバナスであれば、私はきっと失敗とは思わず、喜んで買い増ししていたでしょう。
ただ、それでも政治体制を抜きにすれば、中国のポテンシャルは計り知れない。人口が多いということは、内需が大きいということ。言葉が英語でないということは、国内企業が相対的に優位ということ。アリババやテンセントは国策で力を押さえつけられているだけで、その枷さえ外されれば、まだまだ十分に発展していけると考えています。
つまり、この暴落は単なる政治問題とも考えられ、習近平政権が倒れたり、方針を変換されれば、今度は暴騰する可能性も残っているわけです。もしそうなったら、今の株価水準はバーゲンセールということになるでしょう。
この読みが当たるのか、大きく外れるのか、私の精神が持つのか、考えを改めて損切りするのか、大きな利益を得られるのか、戻ったところでやれやれ売りをしてしまうのか、それはわかりません。今はメンタルを鍛えるトレーニングの真っ最中です。無駄なトレーニングにならないことを願っています。