子供の投資教育

二月の勝者を読んで、中学受験について思うこと

二月の勝者、読み始めました

現在テレビで中学受験を題材とした二月の勝者というドラマが放映されていますね。私はドラマはまだ見ていないのですが、放送開始されたことについてはサウナでたまたま特番を見ていて知りました。

興味があったので、マンガを借りて読み始めたところです。このマンガ、本当に面白いですね。中学受験の裏側がわかったようで、とても勉強になります。

ただ、今の私はこの世界にどっぷり浸かるのではなく、ちょっと離れたところから見ています。

中学受験に対する私のスタンス

中学受験、私も娘がいるので以前から興味は持っていましたし、二月の勝者以前に、いくつかの受験関連本を読んでいました。私自身は当初はいわゆる教育パパで、娘を幼児教育の教室に入れていたこともありましたし、英語も生まれる前から教材を買って準備していたり、フラッシュカードもたくさん持っていました。

このように以前はかなり教育熱心だったのですが、最近はあまりそんなに熱心ではなくなってきています。

理由は、私自身の価値観が変わってきたから。

子供の幸せを願うのはどの親も共通だと思いますが、なにが子供にとっての幸せなのか、それが問題で、それについての考え方が変わってきたように思います。

少なくとも、私自身は昔ながらの良い学校に行って、良い会社に入って、たくさんお金を稼いで、というのが幸せだとは思っていません。確かに、良い学歴を持つことで職業の選択肢が広がるのは事実だと思います。ただ、だからといって闇雲に良い学校を目指すのが良いとは思えないのです。

私自身の経歴と、ママの経歴

私自身は、いわゆる受験をして良い高校、良い大学に入り、一流と呼ばれる企業に入社し、それなりの給料をもらっている、世間一般的にはエリートサラリーマンに分類されるという気がしています。自分自身ではそんなに仕事ができるとは思いませんが、管理職になり年収1100万円を超えていれば、世間的にはかなり上位にはいるはずで、そのようなルートを子供に歩ませたいと思う親も多いと思います。私自身、少なくとも親不孝はしていないと思っています。

ただ、自分の娘を自分と同じようなルートを歩ませるか、と言われると、歩みたければ歩めば、としか思えません。私自身は誰に強制されるわけでもなくこの道を選んできましたし、全て自分で決めてきたことなので、娘にも自分で決めてほしいと思っています。

私の親は私に勉強をしろと言うことはほぼなく、自由にさせてもらってきました。私は単に負けず嫌いで友人と競い合うのが好きだったから自主的に勉強して、それで気づいたら進学校から地元の旧帝大に進んだというだけです。

むしろ、私の場合は上を目指すという選択しかしてこなかったために、自分が本当に何をやりたいのか、何になりたいのか、というのをないがしろにしてきたのではないか、そんなことを思ったりもしています。この年になってFIREなんて目指すのも、その反動かもしれません。だって、本当にやりたいことがあって、それを職業に出来ていたら、そもそもFIREなんていう発想にはならなかったでしょうから。

今頃本当にやりたいことはなんだろう?なんて思い始めて、FIREして数年したら保育の世界で仕事しようとか、そんなことを思っていますが、大きな回り道をしてきたのかもしれません。

一方、私の妻ですが、専門職につくために、勉強ルートからは早々に離脱して、専門学校に行き、その専門職についていました。給料は低い業界でしたが、それなりに楽しく仕事をしていたようです。今は結婚してほぼ専業主婦ですが、お金には困っていませんし、それなりに幸せなのだと思っています。収入は少ないですが、私より妻のほうがずっと自己実現した生き方をしてきたといえると思います。

なので、娘には学力で上を目指すという選択肢でなくても、いくらでも生き方は自由に決めてくれればよい、とそんなことを思っています。

これからは多様性の時代。幸せもそう。

私がFIREする目的はQOLの向上、人生の最大化、ですが、私が娘に望むのも同じです。そして、私が共感するDie with Zeroの教えでは、人生の仕事は思い出を作ること、となっており、お金をたくさん稼ぐことでも、勉強して良い学校に入ることでもありません。

そう思っているので、一度しかない貴重な小学生時代を勉強だけに費やすのには抵抗があります。もちろん、それがその子にとって良い経験に慣ればそれは素晴らしいことですが、それを決めるのは親ではなく子ども自身だと思っています。

子供時代の経験というのはやり直しが聞きません。大人の経験であれば、ある程度は時期が過ぎ去っても挽回できます。でも、子供はそうはいきません。小学生には小学生だけの、中学生には中学生だけの、そのときにしか経験できないことがたくさんある、と思っており、そういった経験をしてこないと、大人になってから大きな後悔をすることになると、そんな気がしてなりません。

そのため、娘の学校選びで、私が重要視しているのは、共学であることだったりします。確かに、学力を考えれば、女子校のほうが有利だと思います。女子校ならではの経験があることも否定はしません。でも、少女漫画で描かれるような甘い青春生活は、共学ならではではないか、とそんなふうに思います。男親としては、変な虫が娘に近づくのは嫌な気持ちもあります。が、娘にとってはその経験はかけがえのないものかもしれませんし、そのときに経験すべきことが、失敗も含めてあるのだろう、と思っています。

金融教育されしていれば、なんとかなるのでは?

これは私の偏った考えである可能性も大きいのですが、正直に言って、マネーリテラシさえ高ければ、あとはなんとでもなるのではないか、という気もしています。

我が家の場合、すでに私が大きな資産を娘に残す準備が出来ているので、娘はそれを順調に育てるだけの金融リテラシさえあれば、老後には困りません。

日々の生活費を自分で稼ぐことができれば、それで十分で、貯金すら不要です。

最悪、自分で稼げなくても、稼ぎがよく誠実な人と結婚できればそれで良いです。(実際、私の妻もそうしています。)

そう考えていくと、ひたすら上を目指す受験教育については、目指してもよいが、必須ではないと思えるのです。

娘は自分の意志で中学受験を拒否

実は、私も当初は娘に中学受験をさせるつもりでした。事前に受験関連の本を読んだりして、知識もそれなりにありました。

が、うちの娘は受験を拒否。理由は、遊ぶ時間がなくなるから。

なんという単純な理由。でも、私の方針は自分のことは自分で決めさせて、責任を取ることなので、無理に受験を押し付けることはできません。

そして、もう一つ受験をさせられない理由は、親が耐えられないから。

これは私もそうですが、妻の問題もあります。詳しくは書けませんが、受験させることで夫婦仲に亀裂が入り、離婚の危機になる可能性が高いと考えています。これは明らかに娘の人生にとってはマイナスです。これもあって、私としては受験を強要することは出来ません。

生き方に勝ち負けなんてない

結局はここに行き着くのですが、生き方に絶対の勝ち負けなんてない、自分が後悔しなければそれで良い、と思っているので、なんだかんだいって娘が自分の人生を選択していってくれれば、親としてはそれを応援するだけなのかな、と思っています。

 

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