正しいと分かっていても精神的にはつらいです
前回の投稿で下落しても狼狽えずに買い増すことが重要という話をしていますが、正しいと分かっていても、これをするのは精神的に相当辛いものです。
自分なりの投資に対する考え方をしっかりと持つ必要があります。
というわけで、自分の頭の整理のために、私が信じていることと、理論的に正しいものについて列挙してみることにします。
正しいこと、期待できること、確率別
投資に100%はないと思いますが、理論的に限りなく100%に近いものはあると思うので、そのような考えで自分が考える信頼度、確率別に列挙してみます。
- 信頼度99%以上
- インデックスは原理的に価値が0にならない
- インデックスは自動的に銘柄が入れ替えられ、リバランスが行われる
- 人々の豊かになりたいという欲望や希望がなくなることはない
- 世界全体で見れば、上下はあれども長期的には経済は右肩上がりになる。
- 景気は循環する。長い不景気があろうとも、いつかは好景気が訪れる。(すなわち、売却基準である週足RSI70を超えるときがいつかは訪れる)
- 全世界もしくは米国のインデックス商品は、たとえ下落してもいつかは高値を更新する。(何年後かはわからないが。)
- 景気が循環するため、不況や暴落も必ず訪れる。
- 信頼度80%以上(気持ち的には90%以上)
- インデックスがいつかは高値を更新するように、レバレッジETFも高値を更新する。
- アメリカは人口も増加し、若年層の流入もあることから高齢化はしばらく起きない。よって、アメリカ経済は今後2,30年程度は全世界の中で相対的に強い。
- 価値はともかく、ビットコインがマイニングが終了するまでは存在し続ける。
- インデックス商品であっても、最高値の半額程度まで下落することがある。
- レバレッジETF商品については、セクターや国によっては最高値の2割とか、1割以下になることがある。(CWEBは既に1割以下になっている。)
- いつ暴落が来るか、どこまで下がるか、いつ好景気が来るか、バブルが起きるか、誰にもわからない。
- 信頼度50%程度
- どのようなセクター別インデックス商品であっても、下落後いつかは必ず高値を更新する。
- どのような国のインデックス商品であっても、下落後いつかは必ず高値を更新する。
- 仮想通貨の淘汰が行われ、一部のメジャー通貨以外は価値がゼロになる。
- 信頼度30%以下
- ビットコインの価値が10年以内にゼロになる。
- 信頼度1%以下
- 私が生きている間に宇宙人が地球を来襲し、すべての資産が無価値になる。
- 世界戦争などの理由で、資本主義が崩壊し、全世界が共産主義などの別のシステムになる。
上記から導き出されること
上記の確立的な思考から導き出されることを、私の投資戦略と照らし合わせながら列挙してみます。
- インデックスについては、いつかは高値を更新するのだから、損切りする必要はない。下がっても保持するか、買い増せばよい。
- レバレッジETFについてはインデックスほどの確証はないが、基本的には損切は不要。
- レバレッジETF投資戦略は最高値の半値になったら買い始めることから、いつか最高値を超える限り必ず利益が出る。
- レバレッジETF投資戦略では、下落したら買い増すことから、下落時の下落幅が大きいほど、最終的な利益が大きくなる。
- レバレッジETF投資戦略の年率リターンは、最低でも72を次の高値更新までにかかった年数で割ったもの。つまり、次の最高値更新に3年であれば年率24パーセント、5年であれば年率14.4パーセント、10年であれば年率7.2パーセント。(半値からさらに下落していけば、このリターンはさらに大きくなる。)
- いつ暴落が起きるか、今後の値動きがわからない以上、資産を取り崩すときは必要な額だけインデックスから取り崩すのが良い。
- レバレッジETFはいつ暴落するかわからないため、高値圏(前回の高値を更新中)にあるときは持たない方が安全。
頭の整理が出来たら愚直に積み重ねるだけ
まだ列挙が足りない部分はあると思いますが、ひとまず考えてみることを列挙してみることで、少しは落ち着きを取り戻してきました。
資産の暴落はつらいですが、そのときに間違った行動をしなければ、長期的には資産が増加していくと信じて、愚直に積み重ねていくことだけです。
その間には相当辛い時もあります。実際、コロナショックの時は夜もろくに眠れない日々を過ごしていました。
それでも、それを乗り切ってメンタルを鍛えてきたことで、今耐えることができています。
CWEBなんて、最高値の半値になって買い始めたら、さらに半値になり、やけになって買い増していたらそこからさらに半値以下になっています。それでも売らずにひたすら買い続けています。
この過程でメンタルがかなり鍛えられました。まだまだ動揺もしますし、睡眠にも多少影響が出る日もありますが、どこまで耐えられるか、我慢勝負です。