FIREについて思うこと

貧乏な人とは、無限に欲があり、もっともっとと欲しがる人

考えさせられる動画を見ました

Youtubeで動画を見ている中で、昨日あるチャンネルがレコメンドで表示されたのですが、そのチャンネルの動画にとても惹きつけられました。

原寛太さんという方のチャンネルなのですが、国際問題を扱っており、どのトピックも非常に興味深く、いまも少しずつ視聴しています。

その中で、FIREにも通じる問いを投げかけているものがあったので、自分の頭の整理も兼ねて投稿してみます。

それは、ホセ・ムヒカから学ぶ、本当の「豊かさ」とは?という動画なのですが、この動画の中の下記の言葉はとても考えさせられるものでした。

「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限に欲があり、もっと、もっとと欲しがる人である。」

この言葉、FIRE生活を送るにあたり、肝に銘じなくてはならない言葉ではないか、そのように感じました。

また、この動画の中では、中国の思想家、老子の言葉も紹介されていました。

足るを知るものは富む 

満足することぉ知っている者は、たとえ貧しくても、心が豊かである、という意味ですが、これも先ほどの言葉に通じるものがあります。

私がFIREする目的は人生の最大化、QOLを高めることなのですが、自分が幸せに生きられるかどうかは、自分の感じ方次第であり、そう考えたときに、満足し、ありがたみを感じることがいかに重要か、あらためて感じさせられました。

「本当の豊かさ」とはなにか?

本当の豊かさの前に、本当の貧困を考えるとき、この動画の中では、次の言葉も紹介されていました。

本当の貧困とは、コミュニティとのつながりが失われていること

なるほど。これは確かにその通りですね。どんなにお金があっても、自分の居場所がなければ幸福にはなれない。

私がFIREしたとき、なにかしらのコミュニティとつながっていられるか、ちょっと考えなくてはいけません。趣味のつながりはありますが、まだまだ居場所というには心もとなく感じています。

お金と時間は同じ

この動画の最後で、ホセ・ムヒカ氏の別の言葉も紹介されていました。

「君が何かを買うとき、お金で買っているのではない。お金を得るために費やした人生の時間で買っているんだ。」

これもまた、考えさせられる言葉です。

我々労働者は自分の時間を労働に差し出すことによって、対価としてのお金を受けとっています。それは時間を切り売りしているようなものです。

もし、何かを欲しいと思い、それをお金で買ったとしたら、それはそのお金の分だけ労働として自分の時間を差し出しているということ。逆に、もしそれを買うことをしなければ、そのお金の時間の分早くFIREをして時間を差し出さずに済むということ。

ということは、何かを買うということは、お金を支払っているのではなく、本当は時間を支払っている、そう考える必要がある。その時間を支払ってまで、買うことによって満足できるのか、幸せになれるのか、そう考えると、買い物をするときの判断も変わる気がします。

たとえば、3時間残業して、疲れて、ストレスがたまって、そのストレスを解消するために5000円のワインを飲んだとか、5000円の何かを買ったとか、そんなことは誰しも経験していると思います。

が、その5000円を使わなければ、3時間分早く仕事を辞められたかもしれない。FIREを早められたかもしれない。

FIREを目指すものにとって、お金は時間ということは肝に銘じておく必要がありそうです。

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