暴落をモロに食らいました
先週木曜日のことですが、またしても米国株と仮想通貨が暴落し、とうとう資産が1.2億まで減少しました。
資産のMAXは昨年11月の2億400万のため、8000万円強資産を溶かしたことになります。
さすがにこれだけのドローダウンは初めてでかなり動揺しています。
マネーフォワードの資産推移を見てみましたが、2018年末のブラッククリスマスの時でさえ、ドローダウンは1600万円でした。(1.36億→1.20億)
コロナショックの時で3500万円です。(1.48憶→1.13億)
それが、今回は8400万円。(2.04憶→1.40憶)
とんでもない下落です。
まだまだ底じゃない
そんな下落に見舞われていますが、正直これが底とは思えません。
一時的に上昇するかもしれませんが、また下落してくるのではないかと予想しています。
そのとき、私の資産はおそらく1.1億を切るでしょう。
私は暴落時にUSA360と金を売ってレバレッジETFや仮想通貨を買っているのですが、元手となるUSA360と金についても残りは1950万円程であり、これが尽きたらゲームオーバーです。
これが尽きるということは、下落時に買い増すための資金がなくなるということで、ただただ耐えるだけになります。これは精神的には相当辛いものになるでしょう。
いままでは少しでも下がると買い増していましたが、これからはドカンと下がるまで待つことになりますし、買う量も減ると思います。
SPXLも買いました
レバレッジETF投資戦略ですが、CWEBから始まり、WEBLを購入し、その後TECL、SOXLと買っているのですが、とうとうSPXLまで最高値の半値になったのでSPXLも少しだけ購入しました。
これは想定内だったのですが、さすがにレバレッジETF投資戦略については見直しが必要と考えています。
レバレッジETF投資戦略の見直し
戦略の見直しですが、一番の問題はエントリータイミングが誤っていたこと。株価は極端から極端に走る傾向があるため、中途半端なタイミングでエントリーするのは自殺行為でした。
今回、CWEB、WEBL, TECL+SOXL、SPXLという順番で買っていったのですが、エントリータイミングはSPXLだけで決めるべきでした。
SPXLが最高値の半値のときにエントリーすれば、結果的にCWEBは最高値の1/20, WEBLは1/10, TECLとSOXLは1/3程度で仕込めたことになります。これならばリスクは限定的です。
今回は完全にエントリータイミングを間違えました。これは単純に私自身の我慢が足りなかったためです。
また、銘柄についても見直すつもりです。
チャートの縦軸をログスケールにしてを見ると分かりますが、SPXLやTECL, SOXL、レバナスは長期的には右肩上がりですが、CWEBやWEBLはそのようなことはありません。正直この2つについてはインデックスのため価値は0にはならないものの、長期的に上がる保証はないというのが辛いところです。
ただ、可能性のことを言えば、株価が1/10になる銘柄は、逆に株価が10倍になることも起こりえます。ファンダメンタルズとはかけ離れた値動きをするものはそうなってもおかしくありません。逆に、株価が半値にしかならなかったSPXLが10倍になることは考えづらいです。(長期的にはありますが、数年では無理です。)
そういう意味で、CWEBやWEBLも完全に否定すべきものではなく、リスクが限定的であれば十分に投資する価値はあると思っています。
今学んだことは大きな経験
今回、現時点で8000万円もの資産減少となっているものの、ここで得られた学びはかなり大きく、将来に活かせると考えています。
投資期間を25歳から85歳までの60年間と考えると、私の場合はまだ前半の1/3が終わったばかりで、残り約40年もある計算になります。
残りの40年で同じような下落は何度でもあるでしょう。逆に、バブルのような爆上げの機会も何度もあるはずです。
このようなときに、今回の8000万円の損失経験が活きないはずがありません。
私は投資については万人向けの正解なんてないと思っていて、自分だけの投資スタイルを確立することが不可欠だと思っています。なぜなら、投資はメンタルだから。
投資期間の60年のうち、はじめ20年で経験を積まずワンパターンでインデックス長期投資をしたとしても、残り40年それを継続すれば素晴らしいですが、そんなことができる人はほとんどいないでしょう。多くの人は残りの40年でいろいろ試して失敗して大損することもあるはずです。
逆に、最初の20年で散々失敗しておけば、そこで得られた経験を活かして残りの40年の投資ができるはずです。最初の20年でハイレバレッジや個別株をやって、ダメと分かれば残り40年のインデックス長期投資も安定してできるはずです。
私はそのように考えているので、投資期間の前半1/3で8000万円もの損失をかかえたとしても、それは授業料と割り切ることにしています。(というか、そうとでも考えないとやっていられないというのがあります。)
2,000万円でリタイアしている人も少なくないんだし、大丈夫大丈夫
ありがとうございます。おっしゃるとおりです。見方を変えれば十分すぎるほどありますね。