いまさらですが、「敗者のゲーム」を買いました
Amazonで投資関連の一部の本がセールになっていたので、敗者のゲームを買いました。
通勤電車の中で読み始めたのですが、面白い。とても勉強になります。
敗者のゲーム、その意味は?
敗者のゲームの意味ですが、テニスで例えられていました。
- 勝者のゲーム
- プロテニスプレーヤーのゲーム
- 点数が決まるのは、相手が届かないところへの正確なウィナーショットが多い
- ミスはほとんどしない。
- 敗者のゲーム
- アマチュアプレーヤーのゲーム
- 点数が入るのは、自分の攻撃によるものではなく、8割が相手のミス(アウト、ネット)によるもの。
- より多くミスをしたほうが負ける
投資の世界もアマチュアテニスと同じ、敗者のゲームであり、市場平均を上回ろうと無理な投資をするより、とにかくミスをしないことが重要、という話でした。
これ、めちゃくちゃ心に刺さりました。
私、テニスではまさに敗者のゲームをしています
実は、私はテニスが大好きで、毎週テニススクールに通っています。中級クラスに所属しています。
上級クラスに行くほどの腕はないものの、中級クラスの中では上の方で、10人いれば上から3番目には入っているかな、と思っています。
練習ショットは他の生徒を上回っているものが多いです。
が、最後のゲームでの勝率が良くない。
これ、理由は簡単です。私がミスしているから。
まず、ダブルフォールトが多い。コースを狙ったり、勢いをつけたサーブを打とうとして、ダブル・フォールトする。
そして、リターンミスも多い。
前衛が少しでも中央によっていると、アレーコートにダウンザラインのショットを打とうとする癖がある。そしてアウトすることもしばしば。
ラリーでもほとんど繋がない。相手のいないところに打とうとして、やはりアウトする。
思い当たるところがありすぎて、読んでいて恥ずかしくなってきました。
私のレバレッジ戦略も敗者のゲームかも知れない。
私はコア戦略に米国株インデックスを主軸にしたオールシーズンズポートフォリオにしていますが、サテライト戦略にレバレッジETFや仮想通貨を使っています。
でも、これ、この本で言うところの、敗者のゲームをしているのかもしれない。
実際、CWEBでは2021年9月15日現在で、600万円ほどの含み損を抱えています。おとなしくVTIあたりにしておけば増えていたのに。
まさにテニスで言うところのウィナーショットを打とうとして、アウトした形かもしれません。
正直、迷っています。
概要を知りたい方はYoutubeをどうぞ
最近のYoutubeはいろいろな本の要約動画があってよく利用しています。もちろん、この本の要約もあります。興味がある方はどうぞ。