FIREについて思うこと

人生の仕事は、思い出を残すこと

FIREすることを決心した本について

最近日本でもFIREブームが起きているといわれており、多数の本が発売されています。私もそれらの本の多くを読んでおり、一部の本はAudibleでも買って耳で聞いています。

その中でも、FIREしようと決心した本がこれです。

DIE with ZERO

今日も散歩しながら聞いていました。

この本で一番印象に残っていること、それは、この2つです。

  • 人生の仕事は思い出を残すこと
  • お金から経験を引き出す能力は年を追うごとに低くなる

この考え方に深く共感したからこそ、FIREしようと決心しました。

私自身、資産はかなりあるのですが、ここ数年の資産の増加ペースを見てみたら、毎年1割のペースで増えていることがわかりました。これはすごいペースです。

もしこのペースが今後も続くとしたら。。。65歳定年時に10億円ほどになる計算です。

でも、65歳で10億円持っていて、嬉しいでしょうか?

それはそれで嬉しいかもしれません。でも、10億円に見合う経験を引き出せるでしょうか?

私はまず無理だと思います。使い道がないですよ。

海外旅行に行きまくる。それも良いでしょう。でも、若いころのようには体が動きません。個人旅行をしようなんていう気力もないでしょう。きっと、ツアーに参加して、添乗員さんの旗についていくようなことしかできません。それでは、つまらない。

そんなことを考えたら、定年まで働くなんてありえない。そう思うようになりました。

もともと55歳でやめるつもりだった

私が勤めている企業は、55歳が役職定年です。この年になると、多くの人は子会社、関連会社に出向になります。私の先輩方もそのような方が多くいます。

でも、私はそれはしないつもりでいました。55歳には引退するつもりでした。

が、Die with Zeroを読んで、55歳じゃ遅い、そう思うようになりました。

では、いつリタイアするのか。それは、4パーセントルールで生活できるようになった時がベストである、と考えるようにになりました。年間の支出の25倍です。

実は、すでにそれだけの資産があるので、FIREはすぐにでもできます。が、少し迷っています。

会社での経験も、それはそれで思い出

人生の仕事は思い出を残すこと、であれば、その思い出というのは旅行や趣味に限ったことではなく、仕事に求めたって良いはずです。実際、そうしている人も多くいます。

私の場合は、管理職になって数年になりますが、管理職はつらい部分はあるものの、管理職でないと得られない経験や思い出もあります。そういったものをもう少しだけ経験してみるのもありなのか、という気もしています。

ただ、私の心はすでにやめた後に向かっています。やめた後、やりたいことがたくさんあります。きっと暇になんてなりません。

思い出を残すためのに、バイクを始めた

そんなとき、ふとしたきっかけで、思い出を残すのにぴったりのものを見つけました。

それは、バイクです。

私は、お金を貯めるために車を所有したことがなく、維持費のことを考えると車を購入するという発想が全くありませんでした。

しかし、普段の生活から原付には乗っており、バイクは別でした。

Youtubeでバイクツーリングの動画を見たり、バイクでのソロキャンプの動画を見たりする中で、これは最高のツールと考えるようになりました。

バイクがあれば、たくさんの思い出が作れます。

いつか、この動画のような旅もしてみたいものです。

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