投資戦略

ソフトバンクグループの決算説明を見て、値上がりを確信しました。

ソフトバンクGの決算説明会がありましたね

昨日はソフトバンクGの決算説明会がありましたね。さすがは孫さん、わかりやすい説明でした。

内容をざっくりまとめると、こんな感じです。

  • NAVが6月末の27兆円から、9月末は20.9兆円と、約6兆円強減少した
  • NAVに対するアリババの比率が28%まで減少した。(1年前は59%だったので、半減以下)
  • NAVに対するビジョンファンドの比率が44%まで上昇した。(1年前は16%だったので、倍増以上)
  • IPOは毎年倍増
  • NAVに対して、時価総額は約半分のディスカウント状態
  • 1年間かけて1兆円の自社株買いを実施

NAVに対して株価が半額というディスカウント状態にあり、さらに1兆円の自社株買いをするとなれば、これから上がっていくことは間違いないと思います。

アリババについては、ダン高橋さんは4兆円ばかり売ったのではないかと推測していますが、これはわかりません。これだけ割合が減っているということは、売っていると考えるのが妥当です。

中国株については私もCWEBで大損していますが、孫さんのすごいところは中国株の下落をその他の株の上昇でなんとか支えているところです。その結果、ソフトバンクGのNAVの構成は1年前より遥かに健全となり、今後の上昇が期待できる構成に変化してきているように感じています。

多くの人は、ソフトバンクGの実態を誤解している

未だにソフトバンクと聞くと、携帯キャリアのソフトバンクと、親会社のソフトバンクグループをごっちゃにしている人がいるように思いますが、これらは完全に別のものと考える必要があります。

ソフトバンクグループは、孫さん自身が何度も強調しているように、投資会社です。

ソフトバンクのライバル企業はドコモであり、auですが、ソフトバンクGのライバルはそんなところではありません。

ソフトバンクGのライバルとは、規模は大きく違いますが、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイと考えるべきです。

ソフトバンクGというのは、個別株ではなく、孫さんがファンドマネージャーを務めるアクティブファンドと捉えるのが正しい見方です。

ファンドマネージャーとしての孫さんはかなりの辣腕

そして、ファンドマネージャーとしての孫さんは、かなりの辣腕だと思っています。将来性のある企業を、上場前から目をつけて株式を取得し、IPOで大きく儲けた後に売却、その資金をもとに新たなユニコーン企業を購入。これがソフトバンクGの戦略ですが、今のところ非常にうまく回っていると言えるのではないかと思います。

正直、IT分野での目利きでは、孫さんはウォーレン・バフェットより上なのではないかと思います。

我々は、ソフトバンクGの株を買うことで間接的にIPO投資することが出来ます。我々の目よりも一流の目を持つ孫さんに任せたほうがよっぽど確実です。ITに投資したい人にとっては、QQQやレバナスと同じようにソフトバンクGを買うのも面白いと思います。

では、いつソフトバンクGの株を売るのか

私はすでにソフトバンクGの株を1000万円弱持っているので、さらに買い増すことはしないつもりですが、売るタイミングのことは考えています。

私がソフトバンクGの株を売るときが来るとしたら、次の2パターンです。

  • 週足RSIが70を超える
  • 株価がNAVを上回る

おそらく2つ目の条件が満たされることは早々ないでしょうから、1つ目の条件を満たしたときが売りどきだと考えています。

ソフトバンクGはまだまだ期待できる

結論としては、ソフトバンクGにはまだまだ期待できると考えています。ソフトバンクGはR>Gを体現する企業ですが、日本の中でもダントツの時価総額を持つ企業になっていくのではないか、そんなことを考えています。

 

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