FIREについて思うこと

FIRE?セミリタイア?私の考え。

FIREにもいろいろある

最近、FIREがブームになり、ブログやYoutubeでもFIREについて語る人が多くいるように思います。

そして、FIREと同じような文脈でよく使われるのが、セミリタイアという言葉です。

他にも、○○FIREという表現が多数ありますが、私はそれらを下記のように理解しています。

ファットFIRE 退職後、節約しなくても資産からの収入だけで生活できる。
リーンFIRE 退職後、節約すれば資産からの収入だけで生活できる。
サイドFIRE

バリスタFIRE

セミリタイア

退職後、資産からの収入では生活費を賄えないため、何らかの方法で働いて収入を得る。(サイドFIREはフリーランス的、バリスタFIREは雇われ的)
コーストFIRE 将来のリタイア年齢までに溜まるであろうリアイア資金の元本を投資している状態になることで、貯蓄から解放されるFIRE
仮面FIRE 資産からの収入で生活費を賄うことができる経済的独立を達成しているが、まだ仕事をやめずに働いている。

私の中では、FIREというのは経済的独立が前提なので、この中ではファットFIREだけがFIREの定義を満たしていると考えています。リーンFIREも生活費を賄うことは出来ているのですが、何らかの事情で生活費が増加すると資産収入では足りなくなるという点では、FIREとは呼べないのではないか、と考えています。

私が目指すのはファットFIRE

そして、私が目指しているのはファットFIREです。

理由はとてもシンプルで、人生を最大化するにはお金を経験に変えるだけのお金が必要であることと、仕事をしなくてはならない状態ではストレスが少ない生活は送れないと考えているためです。

正直、副業などで収入を得ないといけないサイドFIREは精神的にかなり辛いのではないか、と考えています。

少なくとも、私には副業で現在と同じような収入が得られるとはとても思えません。このブログにしても、現在は全くの無収入で、レンタルサーバ代がかかる分マイナスです。今後読者が増えたとして、収益化が出来たとしても、せいぜい月に数万円レベル、月1万円とか、その程度になるのではないかと想像しています。

ブログにかける時間が毎日30分として、月に15時間。おそらくもう少しかけるでしょうから、20時間とします。

20時間で1万円ということは、時給で言うと500円となります。

では、もしブログで月に15万円を稼ごうとしたら、どうなるでしょうか?

その場合は、かなりの時間をかけ、読者のニーズを分析し、情報を沢山インプットして、文章力を磨き、フルタイムで働くのと同等か、それ以上の努力をしなくてはならないと考えています。

それに伴うストレスもとても大きくなるでしょう。会社のように、毎月安定した給料がもらえるわけではありません。サボったら収入が激減します。頑張っても報われないことが多々あるでしょう。そんな状態で、会社員時代のように土日のんびり休もうなどとは思えないのではないでしょうか。

そう考えると、副業で稼ぐよりも、会社からの収入があるうちに、これを貯めたほうが合理的という判断になります。

収入÷ストレスが最も高いのは?

多くの人がFIREを志す理由としては、会社生活がストレスフルだから、早くこれを脱したい、というのがあると思っていますが、退職してもストレスが減らないなら、退職する意味がありません。

また、退職してストレスが減ったとしても、それ以上に収入が減ったらこれも意味がありません。

例えば、会社で1ヶ月で稼げる金額が30万円として、これにかかるストレスが100とすると、ストレスあたりの金額は30÷100で=0.3となります。

一方で、退職してストレスが25になったとしても、得られる収入が5万円であれば、ストレスあたりの金額は5÷25=0.2となり、会社を辞める前より少なくなってしまいます。

そう考えると、仕事をしているうちは、収入÷ストレスが最も少ない中で、生活費をまかなえる仕事をするのが一番良い、と考えることも出来ます。(そう考えると、コーストFIREはかなり魅力的です。)

ただし、これは人によって差がかなり大きいと思います。ブラック企業に勤めている人であれば、収入が減っても辞めたほうが良いケースが多々あるでしょう。ですが、今の私は現在の会社よりも、退職後の収入÷ストレスが高くなるとはとても思いません。それほど、会社での安定的収入は魅力的です。そして、私の場合、退職後の収入に自信がないと思っているということでもあります。

だからこそ、労働による収入がなくても良い状態まで到達しない限り、会社をやめようとは思いません。

FIREの姿は人それぞれ

上に書いたとおり、私自身はファットFIREを目指していますが、かといって皆がファットFIREを目指すべきとは思いません。

正直、ファットFIREを目指せる人はごく限られた少数だと思います。私がファットFIREを目指せるのは単に運が良かっただけです。早いタイミングで相続が発生したことと、投資で大きく資産を増やせたことが大きな要因になっているだけで、それがなければファットFIREを目指すことはなかったと思います。

ただ、もし私が今のような資産を持っておらず、例えば現時点で5000万円の資産だったとしたら、おそらく私はサイドFIREを目指すことはしません。おとなしく定年まで会社勤めをすると思います。あるいは、コーストFIREをして、収入は少ないが、ストレスも少ない生活を目指すと思います。

FIREの形がたくさんあるように、人の選択肢もたくさんあって良いと思います。

FIREを目指す人が、それぞれ良い結果を得られることを願っています。

POSTED COMMENT

  1. 光洋 より:

    バリスタFIRE,コーストFIRE,仮面FIREについてのお問い合わせをいただいたので、こちらに書き込みます。

    仮面FIREというのはぽんちよさんがこちらの本で提唱されている概念です。一般的な表現ではないかと思います。
    https://books.rakuten.co.jp/rb/16728110/

    コーストFIREですが、これは私も調べていたのですが、2種類のパターンがありました。
    1つは私の記事にあるように、老後資産がある状態で生活費の分だけを稼ぐこと、もう一つが経済的独立を達成しているのに、仕事を続けること、です。後者は仮面FIREと同じです。

    コーストFIREについてはモニカさんの動画がわかりやすいかと思います。
    https://www.youtube.com/watch?v=V3OBG-WVkF4&t=82s

  2. deds より:

    もういろんな人が好き勝手なFIREを次から次へと作り出すんで、いちいちどれがどれなのか考えないといけないんで読んでる方は辟易となってくるなw

    • 光洋 より:

      私も今回の記事を書くにあたり調べちゃいました。
      コーストとか、バリスタとか、わかりづらい。
      コーストについては2つの見方もあってさらにわかりづらい。

      それだけみんながFIREしたいってことなのだと思っています。

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